特別展「鎌倉彫の仏具―こめられた想い受け継がれる形」が12月17日(日)まで、鎌倉彫資料館(小町2の15の13)で開催されている。
他の展示施設等からコレクションを借り受けての展覧会は、同館にとって今回が初めて。会期中、共催の神奈川県立歴史博物館の協力のもと集めた室町時代から昭和までの仏具約60点を、器物の種類別に紹介。明治期鎌倉で制作された仏像や仏教意匠作品もあわせて展示される。また初めて発行される展示カタログには、円覚寺舎利殿での鎌倉彫仏具を使用した儀式の様子が収められたという。
同館の柏木豊司館長=人物風土記で紹介=は「仏教文化とともに歩んできた鎌倉彫について、多様な角度で振り返ることができる展示になっている。この機会に是非見に来てほしい」と話している。
特別展は午前9時30分から午後5時(最終入館は4時30分)まで。一般500円、小中学生200円。月曜休館。問い合わせは【電話】0467・25・1502へ。
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