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旧武基雄邸が「重要建築物」に 戦後モダニズムの理念表す

文化

掲載号:2020年10月16日号

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武氏が「三角の箱」と呼んだ猪熊邸(旧武基雄自邸)
武氏が「三角の箱」と呼んだ猪熊邸(旧武基雄自邸)

 鎌倉市は10月9日、極楽寺にある「猪熊邸(旧武基雄自邸)」を36号目の景観重要建築物等に指定した。

 今回指定を受けた「猪熊邸」は、昭和50(1975)年、極楽寺1丁目に建設された建築家・武基雄(1910〜2005)の旧自邸。武氏は戦後モダニズムの建築家で、早稲田大学で教鞭を取る傍ら、設計活動も積極的に行っていた。

 一辺7・2mの正方形の平面上に方形(ほうぎょう)造り屋根を架けた主体部と、それに接続する長方形の平屋建て部からなる明確な構成は、同氏のモダニズムの理念をよく表しているとされている。

 全国的に、戦後のモダニズム建築が、その歴史的評価が定まる前に失われつつある現状にあり、現所有者が武氏の設計理念を尊重し、良好な状態で保存し居住していることは貴重という。

 高低差の大きい谷戸の地形を活かして、躯体を半ば地下に埋め込んでいるため、細い路地の奥に武氏自ら「三角の箱」と呼んだ方形造りの屋根が浮かんで見える景観は、戦後モダニム建築と緑豊かな古くからのまち並みが新旧の融合を見せていると評されている。

 個人宅のため非公開。

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