鎌倉市は4月19日から、新型コロナウイルスワクチンの先行接種対象となっている65歳以上の高齢者に、接種券や予診票などの郵送を開始した。担当課は「接種は5月中旬から8月末ごろまでかかるのでは」とする。また市内における接種の第1弾として明日4月24日、高齢者施設の入所者への接種が行われる。
重症化のリスクも高く、医療従事者についで優先順位の高い高齢者(約5万6千人)。なかでもクラスター発生の危険がある施設入所者への接種が先行して行われ、当初、4月17日に第1回が予定されていた。
しかしワクチンの到着が当日になったため1週間延期され、24日に実施されることになった。
現在、鎌倉市に配分されているワクチンは1箱(975人分)。希望者がいる市内7カ所の施設に鎌倉市医師会の医師、看護師によるチームが赴いて行われる。
第2回の接種も当初の予定から1週間遅い5月15日に行われるという。
80歳以上の予約先行
施設入所者以外の高齢者に対しては、接種券、予診票のほか会場と自宅の往復に使用できるタクシー券(4枚)などの送付が4月19日から始まった。
接種は市内8カ所(鎌倉市福祉センター、御成小学校、鶴岡八幡宮研修道場、腰越小学校、腰越なごやかセンター、湘南記念病院、鎌倉武道館、三菱電機大船体育館)の会場での集団接種となるが、希望する日時や会場を事前に予約する必要がある。
市は80歳以上の人(約2万人)の予約を5月10日から先行して受け付け、それ以外の高齢者は17日からとする方針。
予約はワクチン接種に関するコールセンターへ直接電話するか、専用のホームページ、またスマートフォンアプリ「LINE」でも可能。
5月1日に発行される「広報かまくら」の臨時号でも詳細な情報を掲載するという。
高齢者の接種は5月中旬から始まり、8月末ごろまでかかる見通し。
それ以外の人の接種について市は「ワクチンの供給なども見ながら検討していく」とした。
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