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鎌倉 社会

公開日:2021.07.02

「数十年に一度」の開花に注目
双頭蓮 大船フラワーセンター

  • 双頭蓮(中央)の写真を撮る来場者(6月29日撮影)

  • 茎先に2つの花芽がつく

  • 7月中旬が見ごろ(6月28日撮影)

 240種、450株のハスを育てる大船フラワーセンターで珍しい「双頭蓮」の花芽が付き話題となっている。

 双頭蓮は1本の茎に2つの花をつける珍しい現象。「50年から100年に一度」と言われることもある。スタッフは「開花するか固唾を飲んで見守っている」と話す。

 ハスの開花に合わせ、同センターでは開園時間を2時間早い午前7時に開門する。実施日は7月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11(日)、13日(火)〜18日(日)、22日(木)〜25日(日)、8月7日(土)。7月中旬以降が見ごろ。(問)0467・46・2188

時空超え 和解の象徴咲く中尊寺ハス 永福寺跡

 永福寺跡(二階堂)で、鎌倉市制80周年を記念して岩手県平泉町から寄贈された「中尊寺ハス」が咲きだした。

 このハスは、中尊寺金色堂に安置された奥州藤原氏4代泰衡の首桶に納められていた種子が開花したもの。1189年、源頼朝が奥州合戦で藤原氏を滅ぼした際、泰衡も斬首された。

 1950年に種子が発見され、93年に発芽に成功。かつて戦った鎌倉市と平泉町が改めて和解を確認し、市町交流の証として、2019年に寄贈された。頼朝が同寺を見て創建の構想を思い立ったとされる永福寺跡で栽培が行われている。

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