鶴岡八幡宮で9月15日、例大祭が行われた。
昨年に続き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、祭典は一部関係者のみが参列するなど規模を縮小して実施したほか、流鏑馬神事は中止となった。
例年は3基の神輿、錦旗、弓矢、盾矛などの威儀物、供奉員ら250人による荘厳華麗な行列が人気の神幸祭も、昨年同様に密をさけるため、神輿を車両に載せての巡行に代わり、神職が若宮大路沿い家屋や店舗前で立ち止まりお祓いする試みも行われた。
毎年、例大祭を楽しみにしている70代の女性は「昨年は、『来年は普通にできる』と思っていたけど、今年も流鏑馬神事もなく残念。来年こそはできますようにと祈願しました」と話していた。
同祭は、『吾妻鏡』に文治3(1187)年に始まったと記載があるなど、800年以上の歴史を有し、同宮で最も重要な祭事とされる。例年は神職のほか、氏子や崇敬者、大使館関係者など200人を超える参列者が招かれ盛大に行われる。
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