神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2024年5月24日 エリアトップへ

地域一体、持続可能のモデルを

経済

公開:2024年5月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
くろだ・さとし/1986年小田急電鉄(株)入社。交通企画部長、開発企画部長、まちづくり事業本部長などを歴任。学生時代から続ける古式泳法水府流は免許皆伝の腕前
くろだ・さとし/1986年小田急電鉄(株)入社。交通企画部長、開発企画部長、まちづくり事業本部長などを歴任。学生時代から続ける古式泳法水府流は免許皆伝の腕前

 江ノ島電鉄(本社・藤沢市片瀬海岸)の社長に先月1日付で前小田急電鉄(株)取締役常務執行役員の黒田聡氏(61)が就任した。地域密着を掲げ、藤沢・鎌倉エリアの公共交通として欠かせない同社の今について聞いた。

江ノ島電鉄(株)社長 黒田聡氏

 ――小田急電鉄では開発企画やまちづくり事業などに携わってこられました。江ノ電沿線の印象は。

 「交通とまちはコインのように表裏一体だというのが持論です。まちの活力がなければ交通事業は成立せず、逆も然りでしょう。江ノ電は藤沢と鎌倉をつなぐわずか10Kmの路線ですが、沿線に生活の営みがありながら、風光明媚で歴史がある。土地本来が持つポテンシャルが高く、コンパクトなエリアにそのことが具現化されていると感じます」

 ――新型コロナ禍で人々の行動様式が変容しました。

 「コロナ下では江ノ電に限らず、全国の鉄道で利用客が激減しました。一方で抱えていた課題が浮き彫りになったとも捉えています。在宅勤務は今後も続くでしょうし、パンデミックの再来もゼロではありません。地元地域と切っても切り離せない関係にある我々が持続可能に発展する鍵は、いかに地域の人々と今ある課題に対して一緒に向き合えるかだと考えています」

 「例えばオーバーツーリズムは我々だけで解決できる問題ではありません。行政や住民、観光客の皆様のご理解が不可欠です。逆にこの地域で社会課題を解決することは、全国に先駆けたモデルにもなるはずです」

 ――混雑緩和に向けて今年の大型連休中、国が徒歩での周遊を促す実証実験を行いました。

 「私も実際に30分ほど歩いてみました。鉄道の大きな混乱や規制はなく、一定の成果がある取り組みだったと思います。オーバーツーリズムは切実な問題です。供給が増やせない中でどう需要をマネジメントしていくか。観光客の方の理解を得ながら、地域にとって良いあり方を模索していきたい」

 ――多様な交通手段を提供する「湘南MaaSプロジェクト」やキャッシュレス化などにも注力しています。

 「先頃は江の島サムエル・コッキング苑につながる江の島エスカーでキャッシュレス対応の自動改札を導入しました。DX化は時代の要請です。限られたエリアで持続可能な発展を目指すには効率的な事業運営は必要条件になる」

 ――地域へのメッセージを。

 「地域の皆様、お客様、社員それぞれにとってエリアナンバーワンの光る企業を目指したい。江ノ電は魅力あふれる地域のコンテンツの一つ。一緒になって地域を盛り上げていきたいと思います」

鎌倉版のローカルニュース最新6

音楽発表や物販もきららフェス鎌倉

多様な学びを考える

多様な学びを考える

8月にシンポジウム開催 

6月14日

鎌倉市 話した言葉を文字表示

聴覚障害、高齢者へ配慮

鎌倉市 話した言葉を文字表示

6月14日

高校野球の組み合わせ決定

高校野球の組み合わせ決定

168チーム、来月7日開幕

6月14日

玉縄城の歴史を1冊に

玉縄城の歴史を1冊に

まちづくり会議が刊行

6月14日

文化芸術情報を一冊に

神奈川県

文化芸術情報を一冊に

県内イベントを紹介

6月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年6月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook