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鎌倉 トップニュース経済

公開日:2025.11.14

サーキュラーアワード
「鎌倉あんどん」市民部門金賞
全国から235件応募

  • 上/盛り上がった授賞式、下/関根さんのアイデアを形にした「鎌倉あんどん」=ともに提供

 鎌倉市らが主催したごみの減量、資源化のアイデアを競うコンテスト「第2回鎌倉サーキュラーアワード」の授賞式が、11月8日に鎌倉女子大学大船キャンパスで開かれ、市民部門で関根伸恵さんが最優秀の金賞を受賞した。同コンテストには、スタートアップ部門と事業者部門を合わせた3部門に、計235件のアイデアが寄せられた。

 「戸別収集」をテーマにごみ減量・資源化のアイデアを共有し、持続可能な資源循環を促進することを目的に、市や慶應義塾大学、(株)カヤックをはじめとする地元企業や市民団体が企画した鎌倉サーキュラーアワード。

 2回目の開催となる今年は、市民部門に171件、新たなビジネスモデル創出を目指すスタートアップ部門に20件、事業者部門に44件の応募があった。

地域をデザイン

 市民部門で金賞を獲得したのは、関根さんの「鎌倉あんどん」。ソーラーライト(自動点灯)を搭載し、地域のイメージに合わせた切り絵風デザインがほどこされた行灯で、中には鎌倉市指定のごみ袋が収納できる仕様などを提案し、金賞を受賞した。

 スタートアップ部門は、子ども靴の回収・リユースによる親子と地球にやさしい循環モデルを提案した(株)SlowFastが金賞を獲得した。

 事業者部門は順位をつけず、(一社)鎌倉さかなの協同販売所や三本珈琲(株)鎌倉総合工場などが共生循環認定事業者となった。

 同実行委員会では、「引き続きごみ減量への関心を高めていきたい」としている。

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