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公開日:2026.01.30

大町釈迦堂口遺跡
整備範囲を暫定公開
2月26日から

  • 岩肌が垂直にそびえ立つ切通し

    岩肌が垂直にそびえ立つ切通し

  • 貴重なやぐらも公開される

    貴重なやぐらも公開される

 これまで非公開だった国指定史跡の「大町釈迦堂口遺跡」(大町6の9)について鎌倉市は、危険木の伐採や転落防止柵などの整備が一部で完了したことを受け、2月26日(木)から3月11日(水)まで暫定公開を行う。

 同遺跡は、鎌倉時代後期から室町時代にあたる14世紀頃の掘立柱建物や礎石建物、火葬などの跡が発見されている。

 かつて企業の保養所があったが、宅地開発の計画があがったことで発掘調査が実施され、やぐらと平場の遺構が一体で残る希少な史跡であることが分かり、2010年に国史跡に指定。11年に鎌倉市が公有地化した。

 谷戸を切り開いた地形と、長期間整備されていなかったということもあり、朽ちた木の伐採や、崩落や転落の恐れがある場所の安全確保などが必要となり、市が整備を行ってきた。

 今回整備が完了したのは、建物があったとされる平場をはじめ、地蔵やぐら・唐糸やぐら、日月やぐら等の範囲。荒々しい岩肌や地層の変化、数多く残る貴重なやぐら、石塔などを間近に見ることができる。

 公開時間は午前10時から午後4時。見学無料。今後は史跡を案内するガイドツアーも実施予定で、2月上旬に詳細が決定するという。担当の市教育委員会文化財課では、「暫定公開の結果等を踏まえ、より広く一般公開に向けて整備ができたら」と話す。

 なお、史跡内は未整備の場所があり動きやすい服装や歩きやすい靴が必須となる。また、周辺には駐車場がないため同課では公共交通機関での来場を呼びかけている。バスの場合は鎌倉駅東口から「名越」バス停下車徒歩15分。釈迦堂切通(トンネル)は通り抜けできないため浄明寺側からの入場はできない。荒天時は公開時間や範囲等を変更する場合あり。詳細は同課【電話】0467・61・3857へ。

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