茅ヶ崎館でソロライブを行う「ブレッド&バター」の兄 岩澤幸矢(さつや)さん 東京都在住 69歳
当時の想いそのままに
○…自身2度目のソロライブ「僕が子供だった頃は。」を8月11日(土)に茅ヶ崎館で開催する。当日は弟の二弓(ふゆみ)さんと共に昨年出版した「伝説の[カフェ・ブレッド&バター]」に描かれている内容を中心に、茅ヶ崎で過ごした少年時代を語りと歌で振り返る。「慣れないソロライブなので、今から緊張しちゃいますね。皆さんも一緒に昔の茅ヶ崎を思い出してみませんか」と笑顔で呼びかける。
○…幼少期から茅ヶ崎で育ち、大自然の中で多くのことを学んだ。「当時海には、子ども同士で行くことが当たり前。今よりも深くて、沖に流されて帰って来られなくなったこともありましたよ。ドイツ大使館の別荘の地下を冒険したこともあったな」と思い出話は尽きない。また学生時代は、今はなきパシフィックホテルでアルバイトをしてホテルマンになることを目指した。「大学卒業後はニューヨークヒルトンで働くことを思い描いていたんです。最終的には大学時代から始めた音楽の道に進みましたがね。この辺の話はライブでも話しますので、お楽しみに」と微笑む。
○…弟の二弓さんとのユニット「ブレッド&バター」として1969年にデビュー。以来、これまで数多くの楽曲を世に配信し続けている。茅ヶ崎ゆかりの歌手として市内はもちろん、全国でもライブ活動を展開。また、CMソングなども手掛け、多くの有名アーティストに楽曲提供なども行っている。
○…ライブ会場となる茅ヶ崎館は、映画の助監督だった父の仕事場でもあり、幼い頃からその父に連れてきてもらったという馴染みの場所。「父はここで映画『リンゴの唄』のシナリオや脚本などを書いたそうです。茅ヶ崎での初のソロライブを想いが詰まった茅ヶ崎館で出来ることは幸せです。少年時代に自然の中であれだけ楽しく遊んだことをたくさん話したいですね」。茅ヶ崎への想いは今も昔も変わらない。
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