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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2013.03.22

晴天の下 エコ調理
里山公園「里の家」で

  • かるぴかで炊いた米に人参を混ぜる西川さん

 3月16日に県立茅ケ崎里山公園「里の家」で、ソーラークッキングが行われた。これは、電気・ガスを全く使わず太陽光だけで調理を行うもの。同公園では今回で4回目となり、日本ソーラークッキング協会事務局の西山豊子さんの指導で行われた。



 使われたのは反射式パラボラ型ソーラークッカー(通称かるぴか)や蓄熱式箱型ソーラークッカー、ソーラードライヤーなど約10基。反射式パラボラ型ソーラークッカーは200度、蓄熱式箱型ソーラークッカーは150度、ソーラードライヤーは70度まで熱を上げることができ、それぞれの用途に合わせてポップコーンやケーキ、ご飯、ゆで卵、お湯、クッキー、ラスクなどを作っていた。



 当日は、ソーラークッキングに興味を持った人たちが山梨県富士吉田市や東京都国立市から訪れ、来場者は120人に及んだ。散歩がてらに通りかかった70代女性は、「ガス台のフライパンで調理するより、自然の力で作った方が美味しいわ」と笑顔で話していた。



 16日は午前から快晴で風もなく、ソーラークッキングに最適な日和だった。西川さんは、「前回も自分で調理したい食材を持ち込んで参加する方がいました。今日もたくさんの方に意欲的に参加してもらい、家庭でもできることを知ってもらいたいです」と話していた。今回は、ガス台マットのアルミを利用した簡単な装置などの紹介もあった。

 

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