このほど茅ヶ崎沖烏帽子岩周辺でひじき収穫が解禁となった。
取材当日は、浜磯丸(真間義嘉(よしかず)船長・51)や音羽丸(橋本義信船長・60)など地元漁業者が出船。今期初収穫に臨んだ。
茅ヶ崎沖で収穫されるひじきは通称「松葉ひじき」と呼ばれ、柔らかい若芽の収穫が特徴。県内には春先に成長した太めのひじきを収穫する地域もあるが、茅ヶ崎産のひじきは松の枝葉のように形がスリムだ。味は言うまでもなく美味で、茹でたものをそのまま食すと本来の味が引き立つという。初漁を終えた漁業者は「今季の解禁日は凪で海も良かった。例年並みの収穫です」と顔を綻ばせていた。
地元茅ヶ崎で4代にわたって漁業を営む真間さんは「昔は漁港付近でも獲れました。近年の漁業は、水温上昇等の問題にも直面しています」と話す。
ひじき等の海産物収穫は、漁業権などを有する者に限られている。
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