人生を元気に楽しくする、素敵なライフスタイルがある、まちを明るく豊かにする、そして未来への夢を描き、希望をあふれさせる、そんな様々な意味をもつ「ローカルファースト」という考え方を広めようと活動を続けているローカルファースト研究会(淺野真澄代表)が3月24日、第3回目となるシンポジウムを茅ヶ崎市民文化会館で開催した。
当日は「里山資本主義」で第7回新書大賞を受賞した(株)日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介氏が講師として登場。藻谷氏は「あなたのライフスタイルが茅ヶ崎の未来を創る」と題した講演で、日本そして茅ヶ崎の経済や人口など様々なデータを紹介。クイズなどを出しながらそのデータから浮かび上がる問題点を解説していった。
藻谷氏は「安いものを仕入れて安く売っていたら、いずれつぶれてしまう。地元産の質を上げて、ブランド化していくことが大切。そして地域内でものを循環させることがその地域を持続可能な社会にしていく」と呼びかけ、会場を埋めた参加者たちは熱心にうなずいていた。
講演後には茅ヶ崎市内を藻谷氏とともに訪れたまち歩きの様子も報告された。
同会では今年9月、講師に(株)経営共創基盤代表取締役CEOの冨山和彦氏を招いて第4回のシンポジウムを計画している。
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