地域活性化団体「chigasaki0467」の代表を務め、市長から感謝状を贈られた 高沢 祐次さん 十間坂在住 43歳
地元愛でプロデュース
○…「ソーシャルメディアを使って茅ヶ崎に貢献できないか」。広告代理店に勤める傍ら、2013年に妻と二人で「chigasaki0467」を設立。地元の魅力を発信するSNSアカウントで1フォローにつき1円を寄付するルールをつくり、今年の5月までの5年間、自費で市へ募金してきた。
○…「生きがいはへヴィメタル」。梅田中時代に初めてベースを握った。北陵高校在学中に友達の家でイギリスのバンド「ジューダス・プリースト」の楽曲「ペインキラー」を聴いたとき、その攻撃的なギターのリフに魅了された。駒澤大学に進学し、経営学を専攻しつつ、へヴィメタル専門の軽音楽サークルに所属し、オリジナル曲の作詞・作曲も手掛けた。「音痴でコーラスはクビになっちゃったんです」と懐かしげに当時を振り返る。
○…大学2年の時に見たテレビCMで、クリエイティブな中にも商品を売るための戦略を織り込む広告に関心を抱いた。卒業後は広告畑を渡り歩き、2004年に廣洋社へ入社。WEBマーケティングの分野で第一線を張る。「消費者と企業、企業と企業を結び付けていかなければ」という視点は、団体の活動にも活かされている。
○…妻と娘と息子の4人で十間坂に住む。今年のゴールデンウィークには家族サービスで長野に旅行したが、「いつも仕事やchigasaki0467の企画のヒントを探しちゃうんです」と苦笑い。湘南地域の学びの場を紹介する講座や、今年の5月にはプロミュージシャンとコラボして浜降祭がテーマのメタル曲を制作。自身もベースとして参加するなど、多方面で活動の輪を広げている。「一人ひとりが地域に貢献できるモデルを作りたい」と茅ヶ崎の明日を見つめた。
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