8代目スマイル茅ヶ崎に選ばれた 杉山 咲月さん 中島在住 26歳
もっと花咲かせたい
○…「えっ、本当ですか?」。6月16日、『スマイル茅ヶ崎』の選考を終えて買い物中、携帯が鳴って思わず驚きが漏れた。主催者からの着信に「まさか選ばれるとは」。街のPR役の存在をポスターで知り、母親に背中を押されて応募。”合格”を母親に知らせると「落ちると思っていた」と一笑されたという。
○…生まれ育った茅ヶ崎が好きだ。「都会過ぎず、田舎過ぎず」。中島中、茅ケ崎北陵高では吹奏楽に没頭し、トロンボーンを担当した。東関東大会を目指した高校2年のコンクールは、県大会敗退。これまでで最も悔しかった出来事に挙げ、「上には上がいるんだなって」。それで終わる性分ではない。大学に入ると、「もっといろんな人と吹きたい。人見知りの性格も変えたかった」と、学内の部活やサークルではなく、社会人の楽団へ。今でも藤沢が拠点の団体に在籍し、ステージでハーモニーを奏でている。
○…「人があったかいのも魅力」。静岡中央銀行の最初の配属先である地元・香川支店で、そう思った。「何があっても笑顔」の窓口業務で、地元の人々の優しさに触れることができたからこそ、今回の立候補につながったのかもしれない。
○…面接選考で地元の好きな店を聞かれ、『横浜飯店』『モキチ』『パリエッタ』とすべて飲食店を回答したほど食べるのが好き。でも1番は、「お母さんの唐揚げかな」と笑みがこぼれた。女優・天海祐希に憧れ、「かっこよくて、仕事ができる女性になりたい」と目を輝かせる。
○…「思ったより忙しそう」なスマイルの大役。それでも、「街を訪れる人が増え、住んでいる人に茅ヶ崎はいいところがいっぱいあるんだと知ってもらえたらうれしい」。”茅ヶ崎の顔”として2年間疾走する。
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