茅ケ崎高校チアリーディング部が、8月31日から9月2日に高崎アリーナで行われた「JAPAN CUP2018日本選手権大会」に出場した。高校チア国内最大の大会で、予選を含め124校が参加し同校は決勝には進めず、15位だった。
全国大会出場25校のうち、公立校は2校のみ。県内では全国常連の強豪校として知られるが、他校と比べ練習時間・場所が限られ、部員数も40人と少ない。同校は一昨年・昨年と全国大会に出場するも、準決勝で敗退。昨年も全国で演技し、先輩たちの無念を目前にしたキャプテンの三原由夢(ゆいむ)さん(3年)は「決勝を目標に妥協せず挑戦する、『攻めの演技』で臨みました」と振り返る。
演目使用曲や振付は、部員で相談し合って構成。曲編集を担当した高島麻来(あさぎ)さん(3年)は「元気が爆発するイメージで、皆の好きなK-POPを中心に構成した」と説明する。学校での泊まり込み合宿も初実施し、これまで実現に至らなかった大技の完成にこぎつけた。演目最後のスタンツ大技「3・3・4(スリー スリー フォー)」は16人全員で行う。互いに名前を呼び合い、輝く笑顔でフィニッシュを決めた。
3年生は、9月9日に行われた同校の文化祭をもって引退。顧問の北村麻美教諭は「天真爛漫、チアを楽しめるいいチームだった」と目を細め、三原さん、高島さんは「悔しいけど悔いはない。後輩たちにすべて託せる」と白い歯を見せた。
地域イベントにも参加
チア部は、地域のイベントにも多数参加し、地元ファンも多い。今後は、茅ケ崎養護学校のきらめき祭(11月22日・23日)などに参加予定。「うれしいことも悔しいことも共有できる。チアの楽しさは皆がいること。家族、地域の方、応援してくれる方たちの力も合わせて、1つのチーム」と三原さんは笑顔で話した。
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