9月に栃木県で開催された「第24回東関東吹奏楽コンクール」に出場した西浜中学校吹奏楽部(柿澤隆春顧問、中島文子顧問)。出場にあたり地域から受けた支援に感謝を込めて、10月21日(日)に「ありがとう演奏会」を開く。
東関東では大舞台に緊張し、「銀賞」の結果にとどまった同部。それでも指揮を担当した柿澤顧問は「県代表として堂々と演奏することができて、達成感のある銀賞だった。地域の皆さんからの応援があって舞台に立つことができた」と振り返る。
今夏、市内では、地域住民が地元中学校の部活動の全国・関東大会出場を応援する輪が広がった。西浜中のほかには、松林中のソフトボール部でも地域からの支援・応援を受けて全国大会に出場している。ソフト部では、報告の写真集・文集を作り地域へ配布し感謝を伝えた。
東関東出場曲をもう一度披露
西浜中吹奏楽部による「ありがとう演奏会」は、21日に同校体育館で午後0時30分から開催。無料で誰でも入場できる。披露するのは、同部が練習を重ね、地区・県・東関東大会で演奏してきた「秘儀IV(行進)」(西村朗作曲)。1年生も含めた部員全員の19人による「少数精鋭」で、約7分間の難曲を演奏する。鈴木渉(あゆむ)部長(3年)は「お世話になった保護者、地域の方たちに、『秘儀IV』の曲の中にある優しさを音に乗せて感謝を伝えたい」と意気込みを語った。
11月に全国有終の美を
11月4日(日)に都内で開催される「第24回日本管楽合奏コンテスト」の中学校A部門(16人以上35人まで)にも出場する同部。音源審査を突破した知らせを聞いたのは、9月下旬。「東関東で悔しい思いをした後で、別の大会でチャンスをもらった」と部員たちは飛び上がって喜んだ。受験を控える3年生は別メニューで練習し、その分1・2年生が力を付けている。
同コンテストでの演奏が、今の3学年が揃って演奏する最後の機会。倉知和揮君(1年)は「先輩たちに音符を読むところから教えてもらった。一緒に演奏できる機会を大切にしたい」、淺田結衣さん(2年)は「優しく教えてくれた先輩たちのように、私たちも後輩に教えて来年も大舞台に立ちたい」と話した。
|
<PR>
茅ヶ崎版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|