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茅ヶ崎・寒川 トップニュース文化

公開日:2025.12.12

倉見神社
しめ縄製作で新年準備
30年以上関係者が手作り

  • 藁を編む同神社の関係者ら

 倉見神社(寒川町倉見46)で12月6日と7日、新年用のしめ縄作りが行われた。同神社で30年以上続く伝統行事で、当日は関係者ら約30人が拝殿や神輿殿などに飾る大小さまざまなしめ縄を手作りし奉納した。参加者は「今後も継承していきたい」と決意を新たにする。

 しめ縄づくりが始まった経緯についてはっきりしたことは分からないが、「しっかりしたもので新年を迎えたい」と専門の業者に頼らず、氏子や地域住民の手によって製作されてきた。

 長年の取り組みのなかでより美しく、耐久性を高めるため、編み方も進化してきたといい、現在は縄全体がより太く、強固で複雑な構造の三本綯(な)いで製作している。

 使用される藁も同神社の関係者が育てたもの。柔らかく加工しやすい、穂が出る前の稲を使用するため、8月中旬には青田刈り(稲が成熟し、穂が黄色くなる前のまだ青い状態のまま刈り取ること)をするなど、毎年手間暇かけながら栽培している。

 藁は、通常の稲に比べ、2倍ほど背丈のある古代米や赤米、もち米などが使われており、製作には毎年軽トラック1台分ほどを使用している。

 しかし、近年は高齢化や人員不足が課題に。しめ縄作りに20年以上携わってきた佐藤晃さんは、「伝承はしているけれど、人手は不足している。来年はもっと多くの人と協力しながら作れたら」と話す。

 今年は神輿の修復や本殿の改修もあったことから関係者らは「お正月はぜひ倉見神社に来てしめ縄や新しい本殿、神輿も見てもらえれば」と呼びかけている。

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