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茅ヶ崎・寒川 トップニュース社会

公開日:2025.12.19

寒川神社
「迎春ねぶた」明日から
点灯は2月23日まで

  • 昨年のねぶた=提供

 寒川神社の正月の風物詩として知られる「迎春ねぶた」が今年も、12月20日(土)に神門に設置され、新年を迎える参拝者を明るく照らす。今年の題材は「丙午(ひのえうま)〜那須与一『勝利の的』」。点灯期間は2月23日(月・祝)までとなる。

 ねぶたには、人々の罪穢を吸い取り祓い清める力があるとされ、同神社では新年を迎える参拝者の安寧を祈念し2001年から毎年飾っている。

 源平合戦の屋島の戦いで、弓の名手と名高い源氏の武将である那須与一が、波間に揺れる平家の船上の扇の的を見事に一矢で射抜いた名場面が描かれている。

 また、干支である「丙午」は、十干の丙(陽の火)と十二支の午(陽の火)が重なり、その気がますます盛んになる年といわれる。「午」は前進、成功、健康、豊作などの縁起の良い意味が込められていることから、今年のねぶたには「新たな目標に向かって力強く踏み出される年になりますように」との願いが込められている。

 設置作業は12月20日(土)の午前中から行われ、午後4時30分からお囃子が奉納された後、ねぶたが点灯する。点灯期間は2月23日(月・祝)まで。

 期間中の点灯時間は原則として日没から午後10時までだが、12月31日(水)午後5時から1月3日(土)までは日中も常時点灯される。

 同神社では、ねぶた製作を記念し、来年元日から原画の絵馬(一体800円)を数量限定で授与する。

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