茅ヶ崎・寒川 教育
公開日:2019.03.22
悩み応える「居場所カフェ」
茅ケ崎高定時制で試行
茅ケ崎高校定時制で2月27日、「居場所カフェ」が開かれ、生徒とボランティアが交流を深めた。
「居場所カフェ」は、高校生が校内で地域のボランティアらと雑談する機会を設けるもの。2012年に大阪で始まり、県内では田奈高校や相模向陽館高校で実施されている。主催の神奈川県央地域若者サポートステーションの高橋清樹さんは「夜間に授業をする定時制の生徒の中には、地域社会とつながりが薄い生徒もいる。彼らがつながるきっかけになれば」と話す。
当日は20人ほどの生徒が詰めかけ、ボランティアから飲み物を受け取りながらテストの出来や普段の食事の様子を語り合った。寒川から通う高橋祐也君(16)は「地域の人や先輩と会話できて楽しい」とにっこり。同校の森秀明定時制教頭は「来年度から年度予定に入れて定期的に開催したい」と話した。
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