市内浜見平を中心に活動する「浜見平こどもダンスクラブ」が、「第7回全日本小中学生ダンスコンクール」の事前審査を突破し、8月16日(金)から東京都で開催される東日本大会に初出場する。
3歳から小学3年生までの約30人が所属するダンスチーム。立ち上げ4年目にして動画審査を通過し、小学生・オープン参加の部への出場切符をつかんだ。
チームコンセプトは「ダンスを通じた心と身体の成長」。コミュニティセンターや市立体育館で週に2・3回、汗を流している。「初めての大きな大会に子どもたちも沸き立っている」と森永昭広代表(38)。大会ではヒップホップ曲『ココロオドル』で未来に向かって進んでいく気持ちを表現する。
森永さんの長女で、リーダーを務める夏歩さん(西浜小3年)は、「仲良しで騒がしいくらいだけど、決めるときは決めるチーム」と話す。
ダンスを教えるサラリーマン先生
講師の森永さんは3児の父親で、子どもたち全員にダンスを教えている。2016年、育児休暇を取得中に、「自分の子どもだけでなく、地域の子どもたちのために何かできないか」と考えたのがダンスクラブだった。
会費は集めず、備品は自身の持ち出し。なるべく費用のかからない会場を選び、参加家族がお金を出し合いながら活動する。赤ちゃん連れの保護者が練習風景を見守るアットホームな雰囲気だ。
会社員として勤めながら育児とダンス指導に奔走する森永さんは「大舞台に立たせてあげることができてうれしい。みんなが何かに挑戦するきっかけになってくれれば」と微笑む。大会に向けて副リーダーの住野環季さん(柳島小3年)は、「目指すはみんなで全国大会」と意気込んだ。
大会には市内からほかに、小学生・学校参加の部に、昨年全国大会へ進んだ汐見台小の「S・D・R」と緑が浜小の「SMILE GREEN 20」、中学生・オープン参加の部に「三丸大サーカス」(十間坂)が出場する。
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