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駅南飲食活況にボールあり 店員と利用客が続ける交流

経済

掲載号:2019年10月18日号

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プレーの様子=10月14日撮影
プレーの様子=10月14日撮影

 飲食店店主やスタッフ、利用客らがフットサルなどを行う「茅ヶ崎フードサルリーグ」が市内で繰り広げられている。初開催から約5年、参加者同士が交流を深めることで店舗の魅力を知る機会を創出。集客増や社会貢献、「茅産茅消」の活性化に一役買っている。

 「走れ!」「ナイスプレー!」。柳島スポーツ公園の照明がグラウンドを照らす中、10月14日の第20回大会で大人たちは無邪気にボールを追いかけている。プレーの合間には「どこの店から来たの」「あそこの店ならよく行きますよ!」と自然と会話を弾ませていた。

 「フードサル」は、食品を指す「フード」と、「フットサル」を合わせた造語。幸町と新栄町に店を構える「とり介」の店主・栗田大介さん(44)が発起人となり、2014年から始まった。栗田さんは、「まず飲食の仲間を集めてサッカーをやりたかったこと。また、茅ヶ崎にはサッカーをする場所が少なく、自分たちがサッカーで茅ヶ崎を盛り上げて、自由にボールを蹴れるグラウンドをつくりたい思いがあった」と設立のきっかけを話す。

 5店舗で始まった店舗対抗フットサル大会は徐々に規模を拡大。類は友を呼び、過去にはサッカー元日本代表の永井雄一郎さんが参戦したことも。今では茅ケ崎駅南口にある15店舗と小田原市の企業が3カ月に1回ほどのペースで開催している。

 藤沢市在住の上ノ園翔吾さん(33)はフードサルの常連だ。行きつけの「BAR WARAC」の店長・藁品信行さんに誘われ、通うようになった。フードサルを通して知った店も多いと言い、「昭和居酒家ゆずさんに行って、Queさんに行って、WARACさんに行って……。茅ヶ崎はしご酒のルートはここで学びました」とほほ笑む。

楽しんで社会貢献

 大会の参加費は一人1000円。諸経費を除いて集まった分は、1年分を貯めて東日本大震災で被害を受けた気仙沼市の復興を支援する市民団体「ちがけせん」や、児童養護施設などに寄付している。

 児童養護施設では「クリスマス大作戦」と称し、サンタ帽を被った店主らが子どもたちにおもちゃや菓子、湘南ベルマーレグッズなどを届けた後、子どもたちとサッカーをして交流を深めた。

 寄付を受けた児童養護施設「子どもの園」の指導員、清田和也さんは「寄付があるのは子どもたちも喜ぶ」とうれしそう。

新商品も開発

 神奈川県が開発したオレンジの湘南ゴールドを使用したお酒「湘南ゴールドサワー」開発もフードサルがきっかけ。2年前に湘南祭のブースで出品したりするなど「茅産茅消」を促進している。

 また、ある店舗の人手が足りなくなった時は、別店舗のスタッフが応援に向かうなど、協力関係も見られるようになった。

 栗田さんは、「同業者に売上で負けたくない気持ちもあるけれど、それ以上に茅ヶ崎の飲食店の分母が増えればそれだけ魅力的な街になるはず」と話した。

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