湘南唯一の蔵元・熊澤酒造(香川7の10の7)の日常をつづった冊子『熊澤通信』が完成し、“日本酒の日”の10月1日から直営のレストランや雑貨店などで無料配布されている。
酒造りや自社の田んぼでの初めての酒米作り、古いものを活用して新しい原風景を創り上げる様子など、試行錯誤しながら積み重ねてきた日常が紹介されている。
「ただのカタログにしたくなかったから、紙媒体にこだわった」と言うのは、6代目蔵元の熊澤茂吉さん。情報が流れていくだけのウェブではなく、「実際に手に取ってもらい、デザインや作り手の思いもふくめ、形に残るものでお届けしたかった」と熊澤さんはほほ笑む。
編集長の湯川紀子さん(=人物風土記で紹介)をはじめ、ライターやフォトグラファーなど、社内スタッフが特技を生かして制作に携わった。全員が「(完成して)ほっとした」と笑う。
10月28日には、第2号に向けての打ち合わせが始まった。「育てたお米でお酒を作り、飲めるようになるまでが紹介できます。お楽しみに」
次号は来年4月1日発行予定。
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