JR相模線が9月28日に開業100周年を迎えたことを記念して、同日始発から茅ケ崎駅相模線ホームの発車メロディが加山雄三さんの『海 その愛』に変更された。
企画を進めてきたのは、若手経済人で組織する茅ヶ崎商工会議所青年部(楡井宏志会長)。同団体では、茅ヶ崎出身でこれまでも地域の盛り上げに一役買ってきた加山さんが、2020年に芸能活動60周年を迎えたこと、また21年に相模線が100周年を迎えることを知り「地元を代表する文化人である加山さんの曲を発車メロディに採用できないか」とJR側に相談してきた。
昨年11月にはインターネットを通じた署名活動を開始し、今年6月までに約6000筆を集めて要望書をJRに提出し、実現に漕ぎ着けた。
メロディは湘南サウンド文化を発信する「湘南ロックンロールセンターAGAIN」に依頼。作成に携わった茅ヶ崎出身・在住のミュージシャン岡本洋平さんは「15秒に収めることは大変だったが、市民の生活の一部として響くものになったと思う」と話した。
27日には商工会議所でセレモニーが行われ、佐藤光市長、亀井信幸商工会議所会頭、浮須幸市茅ケ崎駅長ら関係者が出席=写真。同青年部の楡井会長は「力を貸してくださった全ての皆さんに感謝したい」と挨拶し、浮須駅長は「今まで以上に親しまれる駅作りをしていきたい」と語った。
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