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茅ヶ崎・寒川 コラム

公開日:2022.02.11

連載「広げよう心のバリアフリー」【3】
高齢者の私から…

  • 茅ヶ崎市バリアフリー基本構想推進協議会事務局【電話】0467-82-1111(茅ヶ崎市都市政策課内)

 タクシー乗り場など日常の場所で、困り事に気づき「声をかけ合う」場面 が増えたように感じます。自分の街でやさしさが巡るってとてもうれしい気持ちになります。

 私は、今年で88歳となり米寿を迎えます。元気で毎日を過ごしています。主人は5年前に病で旅立ち、今は1 人で茅ヶ崎に住んでいます。

 今日は横浜の孫たちのところへ出かけました。1番下の孫は園児で抱っこしたり、踊ったり、歌ったり、犬と遊んだり1つ1つの動作が愛おしく心に沁みます。楽しい時間はあっという間に過ぎ、次に会う日を約束して帰路に着きました。

 帰りの湘南電車(東海道線)はサラリーマンの帰宅と重なりかなりの混雑です。立っていると紳士の方が「おばあさんどうぞ」と席を譲ってくれ、さりげなく他の場所へ移られました。隣に座った幼児に「おばあさん」と声をかけられ、思わず「は〜い」と返事をしていました。茅ケ崎駅に着いた時、万歩計は約5千歩で大分疲れました。駅前のタクシー乗り場にはかなりの人が並んでいて、大分待つだろうと覚悟をしていたら、 突然前にいる女性が「代わりましょう」と意外にも声をかけてくれました。今日は何て良い日だったのだろう。善意をたくさん戴いた1日 でした。ありがとうございました。

制作/茅ヶ崎バリアフリー基本構想推進協議会市民部会

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