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茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2022.03.25

尾上松緑さんが大岡越前守を墓参
4月からの歌舞伎座公演前に

  • ▶越前守の直筆の書に見入った▲浄見寺を訪れた尾上松緑さん

  • 深々と手を合わせた

 歌舞伎俳優の尾上松緑さん(47)が3月17日、市内堤の浄見寺を訪れ、大岡越前守の墓参りを行った。

 今回の茅ヶ崎訪問は、東京・歌舞伎座で4月2日から27日まで公演される「四月大歌舞伎」の第一部「天一坊大岡政談」で、名奉行・大岡越前役を演じることを受けたもの。門前の説明板をじっくりと読み、歴代の大岡家の墓前で深々と手を合わせた松緑さんは「歴史と重みを感じました」とコメント。また、本堂にある直筆の書に、思わず感嘆の声を上げるシーンも。「まさか見られると思っていなかったので、非常に身の引き締まる思い。これにあやかって改めて台本と向き合い、理知的で真っすぐな越前守の役作りをしていきたい」と語った。

 実は、家族で大岡家とのゆかりも深いという。かつてNHKの時代劇では、祖父の二代目尾上松緑さんが大岡越前守を、父の初代辰之助さんが池田大助を演じた。本公演では長男の尾上左近さんが、越前守の息子・忠右衛門を演じる。松緑さんは「菩提寺のある茅ヶ崎の皆さんに『あいつに大岡を任せてよかったな』と思ってもらえる大岡越前守を演じたい」と意気込みを語った。

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