戻る

茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2022.04.08

「里山散策、楽しんで」
藤沢えびね・やまゆり園

  • 見頃になったユキワリソウと冨田さん

  • 紫色の花をつけるイカリソウ

 豊かな自然が残る藤沢市遠藤で、散策しながら約130種類の山野草が鑑賞できる「遠藤まほろばの里 藤沢えびね・やまゆり園」が4月1日に開園した。

 同園を運営するのは、里山の景観保全や活用に取り組むNPO法人「里地里山景観と農業の再生プロジェクト」(冨田改理事長)。約8千平方メートルの竹林を整備して歩道を作り、下草を刈ったり、山野草を植えたりと約40人の会員が手作業で汗を流す。2015年にオープンし、昨シーズンは3千人近くが訪れた。

 山野草はほとんどが日本在来のものといい、エビネやヤマユリ、ヤマアジサイ、レンゲショウマなど時季折々の花が園路に沿って咲く。4月はエビネのほか、ユキワリソウやイカリソウ、キンラン、ギンランといった山野草が楽しめるという。

 冨田理事長は「昔は農家の暮らしと共にあった里山。景色や雰囲気を体感して散策を楽しみながら、遠藤の魅力に触れてほしい」と話した。

 今年度の開園は8月14日(日)まで。4月9日(土)〜24日(日)までエビネやヤマユリなどの苗を販売するフェアも開催する。

 開園は午前9時から4時。入園料300円。アクセスなどはホームページ(「藤沢えびね・やまゆり園」で検索)へ。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

茅ヶ崎・寒川 ローカルニュースの新着記事

茅ヶ崎・寒川 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS