茅ヶ崎・寒川 社会
公開日：2022.09.09
3年ぶりの｢ワッショイ｣
西久保のみこしに歓声
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休憩所前で行われたみこし担ぎ＝８月28日、西久保
西久保地区の日吉神社で８月28日に秋の例大祭が開催され、３年ぶりにみこしが担がれた。昨年は関係者のみで実施された例大祭だったが、今年は地区住民も参加。目下の注目はみこしの巡回だった。
みこしは神社から担がれながら出場する「宮出し」から始まり、台車に載せられた後、お囃子を演奏する太鼓保存会の小学生らが乗った乗用車の後に続く形で地区内を練り歩いた。途中、西久保、矢畑、浜之郷、円蔵の４地区の担ぎ手たちが３カ所の休憩所の前で約２００メートルにわたり担いで見せると、集まった住民からは「ワッショイ」と歓声が上がった。巡回後、みこしはまた神社に戻り、掛け声とともに担がれながら「宮入り」を果たすと、会場から拍手が沸き起こった。
例大祭について責任役員代表総代の鈴木薫さん（66）は「みこしが担がれ、久しぶりに祭りを実感できた。来年は今年以上に盛大に開催したい」と笑顔を見せた。
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