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茅ヶ崎・寒川 スポーツ

公開日:2023.06.09

林水泳教室
メドレーリレーで優勝
JOC 男子11歳から12歳区分

  • 200メートルメドレーリレーで優勝した林水泳教室の(左から)升田比呂さん、國宗俊輔さん、木山誠大さん、天野颯太さん=3月、東京辰巳国際水泳場(提供写真)

 東京辰巳国際水泳場で3月に行われた第45回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会(日本水泳連盟主催)の男子11歳から12歳までの区分で、林水泳教室(若松町)所属の升田比呂さん・國宗俊輔さん・木山誠大さん・天野颯太さんのチームが4×50メートルメドレーリレーで優勝を果たし、フリーリレーでも第3位になるなど好成績を収めた。とりわけ、メドレーリレーでマークした1分53秒78は大会記録に0・22秒差まで迫るタイムだった。

 同大会は各地区の予選会で標準記録を突破したトップスイマーたちが競うタイムレースで、ジュニア世代では国内最高峰の大会として位置付けられている。

 2月に行われた神奈川県予選で4人は好タイムをマーク。本大会前に同連盟から発表されたランキングでも1位となり、優勝を狙える位置に付けていた。ただ、同教室で選手強化を担当する村上二美也ヘッドコーチらは「大会記録の更新」というさらに高い目標を掲げて指導。併せて、本大会で記録した過去の優勝タイムを選手たちに把握させることで、練習する上でのモチベーションにつなげた。

 メドレーリレーの決勝前日に行われたフリーリレーでは、大会記録を目安とした独自の目標タイムを超えたものの、惜しくも3位。メドレーリレーでの優勝は、そうした悔しさをばねにして臨んでの結果だった。

 村上ヘッドコーチは「全国大会などでは緊張で練習の成果が発揮できないケースがあるので、子どもたちにはよりもっと高みを目指すように言って指導してきた」とし、「とても有望な子たちなので、しっかりサポートしていきたい」と期待を寄せた。

 今春、中学1年生になった4選手。大舞台での優勝を自信に、今度は全国中学校水泳競技大会での優勝を目指し、練習に励んでいる。

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