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入国して１、２年目のベトナム人技能実習生を対象とした研修会＝７月、寒川町の介護施設
茅ヶ崎市を含む、関東の介護事業所からなる管理団体・湘南社会福祉事業協同組合（山本隆史理事長）が主催した外国人技能実習生を対象とした研修会が、寒川町の介護施設で７月に開催された。
参加したのは神奈川県と栃木県の５つの社会福祉法人に所属する、２０２０年および21年に入国したベトナム人24人。日本語レベルの向上や日本文化の習得を目指して実施された。
当日は日本語教室の講師を招き、日常生活での言葉の使い方、安全な自転車の乗り方や交通ルール、女性を対象にした犯罪に巻き込まれないようにするための対処法などについて指導を受けた。講師が日常会話のポイントとして笑顔のつくり方、声のトーンの上げ方などをアドバイスすると、参加者は積極的に声を出して応えていた。
研修会を終え、山本理事長は「日本語の向上はもちろん、参加者同士や法人間の交流も目的の一つ。今回の講義を業務に役立ててくれれば」と期待した。
参加したタン・ボイ・サンさんは「まだ１年目で、利用者との会話に難しさを感じていたが、講師の方が熱心に教えてくれたので勉強になった。今回の研修を役立てていきたい」と話し、今後に意欲を示していた。
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