ちがさき自民クラブ 過去最大規模の新年度予算案を議論 令和6年 第1回定例議会報告
茅ヶ崎市議会令和6年第1回定例会が3月に開催され、最終日には「過去最大規模」の予算案など、市提出の議案に対する討論を行いました。
■子育て施策の充実を
総務費については、デジタル化の推進を評価する一方、移住した子育て世代の方々に様々な手段で「オンタイム」での情報発信を求めました。
民生費では保育所や児童クラブ(学童保育)の待機児童解消へ、年度途中でも追加の措置が出来るよう要望しました。
また、家庭児童相談事業は「なかなか相談できない」という声が多く、しっかりニーズに応えられる体制の構築を要望。清掃総務管理経費について、悪質なケースが増えている不法投棄の監視強化を求めました。
消防費については、災害に備えてより効率的な組織運営を目指していることを評価。同時に消防職員の肉体的、精神的ケアを求めました。
教育費では、1人1台タブレット端末が配付されている現状を鑑みて、基本的な情報モラルに関する指導を要望するとともに、教員の確保や学校・教育委員会の連携強化を求めました。
体育館等にエアコンを新設する学校施設整備事業に関しては、子どもたちの熱中症対策や避難所の機能強化につながることを評価しました。
■特別会計も丁寧に点検
「特別会計」について、国民健康保険事業では、特定検診の受診率向上へ市や医師会などと連携して勧奨に努めることを、介護保険事業については、事業者と協力し介護人材の確保に向けた更なる努力をお願いしました。公共下水道事業では、近年のゲリラ豪雨などの被害を最小限にするためポンプ場と雨水管の整備が進んでいることを評価。病院事業では高度医療設備を導入し基幹病院としての役割が益々重要になっていることから、機器の適正な更新や医師、職員の技術研修など、さらに信頼性を高めるよう求めました。
中学校給食の安全確保を
中学校給食が今年10月からデリバリー方式でスタートします。食物アレルギーや食中毒など、食の事故を起こさないための取り組みについて質問しました。
市は「国の基準を踏まえながら、独自の管理マニュアルを作成し衛生管理を徹底するとともに、生徒のアレルギー情報を事前に登録することで予約システムに警告を表示させる」などの対応を約束しました。
文責・水島誠司
ちがさき自民クラブ
茅ヶ崎市茅ヶ崎1-1-1茅ヶ崎市役所議会事務局内
TEL:0467-82-1111
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