戻る

さがみはら中央区 社会

公開日:2026.01.29

相模原市
10社の節電事例公開
年間262万円削減の企業も

  • 10社の節電事例公開 (写真1)

  • 黄緑色と白の装置がエニマス

    黄緑色と白の装置がエニマス

 市内の中小事業者10社による節電モデル事業が2024年度に実施され、結果が1月16日に公開された。設備ごとの電気使用量の把握とそれに基づいた運用改善による電気代削減効果が具体的に示され、年間262万円もの削減が見込める事業者もあった。市は今回のモデル事業の結果を周知し、市内事業者の電気代と温室効果ガス排出を削減したい考え。

 モデル事業は全10事業者(製造業6、小売業2、保育施設1、動物病院1)で半年ほどかけて行われた。小型電流計「エニマス」を設置し、設備ごとの電気使用量を可視化。設備の運用改善でコストカットを目指した。

 結果、コンプレッサーのエア漏れを防止するなどの工夫で、10事業者合わせて年間718・6万円の電気代が削減可能とシミュレーションされた。事業者ごとに改善方法と電気代削減見込み額がまとめられた事例集は市のホームページで閲覧可能。担当者は「『損』になることはないと思いますのでぜひご覧いただきたい」と話している。

装置は市内企業が開発

 モデル事業で活用されたエニマスは市内企業の株式会社コバヤシ精密工業(南区)によって開発された。工事不要の取り付けで設備ごとの電気使用量を測定でき、算出された電気代や二酸化炭素排出量はWebアプリで確認が可能。当初は自社用に開発された装置だったが、脱炭素が求められる社会情勢や地球環境を守りたいという思いから製品化された。

 小林昌純代表取締役は「環境のことまで考えた経営をする社会にパラダイムシフト(価値観が大きく変わること)が必要。人が電気のない時代に当たり前に持っていた生活の知恵も大事にしながら、電気の良い使い方を広めていきたい」と展望を語る。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

さがみはら中央区 ローカルニュースの新着記事

さがみはら中央区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS