寒川町観光協会(齋藤正信会長)はこのほど、観光客向けの「非常用ポータブル電源」を導入した。町内で被災した観光客のスマートフォンなどの充電に役立ててもらうことが目的。同協会では、「スマートフォンの電池残量があるだけでも心の余裕になるはず。安全に自宅まで帰ってもらう一助になれば」と話している。
導入したのは、アメリカのメーカー「Jackery」社のポータブル電源と拡張用バッテリーで、スマートフォン約250台分をフル充電できる。バッテリーはリン酸鉄リチウムイオン電池で、ガソリン等の燃料を使用しないため、室内で利用が可能。また、タイヤが2輪付いており、同協会では「キャリーバッグのように運べるので、有事の際にも手際よく準備できる」とする。
さらに、30台分のUSBチャージャーも用意し、一度に多くの機器を接続できるようにした。
購入にあたり、同協会では「2024年度神奈川県観光客受入環境整備費補助金」を活用。購入額は約30万円で、半額程度を補助金で賄った。
今後は、イベントなどで「充電体験」等を実施予定。同協会の営業時間内に限り、充電できるようになる。有事の際には一般向けにも使用するという。関係者は「ここに非常用電源があることを覚えていてもらえたら」と話した。
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