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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2025.07.25

町内初のブルーベリー農園
セレモニーに町長ら参加

  • 摘み取りを体験する木村町長(左)とオーナーの長原さん

 寒川町で初となるブルーベリーの観光農園「さむかわブルーベリーファームnagi」(岡田)が開園したのを記念して7月14日、オープン記念セレモニーが開催された。

 セレモニー当日は、木村俊雄寒川町長や関係者ら約20人が参加。農園の披露やブルーベリーの摘み取り、試食体験が行われ、参加者からは「甘くておいしい」と好評の声が上がっていた。

 木村町長は「寒川町にこうした観光スポットができてうれしく思う。農業振興のため、町でも支援していきたい」と話した。

開園までの道のり

 同園のオーナー・長原順子さんは、脱サラを機に3年前から開園を計画していた。農園研修や認定新規就農者の資格を取得した後、2023年に同町でブルーベリーの栽培を開始。今年7月には、観光農園として摘み取り体験やキッチンカーカフェの営業を始めた。

 同園は井戸水と栄養を組み合わせた「養液灌水システム」で常に栄養が行き届くよう工夫しているほか、土にアクアフォームを混ぜ合わせ、水分量を調整するなど環境を整え、「できるだけ原産地に近い味のブルーベリーを育てている」という。

 8月末までは、20種類、300鉢のブルーベリーの摘み取り体験を実施中。これからの季節は、ラヒやノビリスといった甘みが強い「ラビットアイ系」が旬を迎える。「夏の思い出作りにぜひ足を運んでもらえれば」と長原さん。

 体験は予約必須。詳細や問い合わせは同園【携帯電話】080・6917・5537へ。

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