茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2025.08.29
【防災特別号】茅ヶ崎市
約2600人が避難所へ
カムチャツカ沖地震
カムチャツカ半島沖を震源とする大地震が、7月30日に発生し、茅ヶ崎市を含む太平洋沿岸の広い地域に津波警報が発令された。当日の様子を振り返る。
市全域に避難所
地震が発生したのは午前8時25分頃。9時40分に気象庁が津波警報を発令したことから、茅ヶ崎市は10時に災害対策本部を開催し、避難所の開設などを決定した。
避難指示は「国道134号以南」だったため、当初はJR東海道線以南のエリアを中心に避難所を開設する予定だったが、住民の不安が大きかったこともあり、小・中学校32校に加えて公民館や県立高校など2次避難所12カ所も開設した。
正午ごろをピークとして全避難所合計で、延べ2590人が避難。浜須賀中学校には一時500人ほどが訪れたという。
途中、暑さで体調を崩した人もいたというが、大きな混乱はなく注意報へと切り替わった午後6時30分に、避難所を閉鎖した。
この間、市はホームページやSNSなどで情報を発信したほか、コールセンターを開設。協定を締結している(株)バカンが運営するサービス「VACAN(バカン)」を利用し、避難所の開設・混雑情報も配信した。
市防災対策課は「今回の津波は遠隔地で発生した地震だったため、津波が到達するまでに時間があったが、地震によっては発生から数分で到達する可能性がある。津波ハザードマップなどを確認し、いざという時どこへ避難するのか、日頃から考えておいてほしい」と呼びかけている。
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