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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2025.10.24

夫婦でダンス歴25年
「90歳まで頑張りたい」

  • ダンスを楽しむ正秋さん(右)と和子さん

 茅ヶ崎市共恵在住の岩本正秋さん(88)と和子さん(84)は夫婦で社交ダンスを始めて今年で25年になる。今月、米寿を迎えた正秋さんは「90歳までは頑張りたい」と意気込んでいる。

 岩本さん夫婦は結婚とともに50年前、茅ヶ崎へ。和子さんがダンスを楽しんでいる姿を見ていた正秋さんがそのうち「自分も踊ってみたい」と思い、定年を機に、知人に誘われる形で茅ヶ崎市立香川公民館で活動するダンスサークル・アカシア会に入会した。月に3回、バスで公民館まで通うといい、「互いに好きなことができてうれしい。時々、けんかもするけれどダンスで仲直りできているの」と和子さんは笑顔を見せる。

 社交ダンスは男性がリード(先導)し、女性がフォロー(追随)するのが基本。正秋さんはダンスの魅力を「リード&フォローで息を合わせること」とし、「ピタッと決まったときは本当に気持ちがいい」という。また、サークル仲間からは「二人とも姿勢が良い」と言われるそうで、正秋さんは「ダンスはシャキッとしないといけないしステップも覚えないと。ボケ防止にもなっているね」とおどける。サークルの会長を務める野田譲一さん(84)は二人の姿を見て「互いに高め合っていて、ほほえましい」と話す。

 加えて、元気で長生きできる秘訣は和子さんの手料理。「これこそパワーの源だね」と正秋さん。特に野菜料理が大好きでよく食べるという。

 今後の抱負について和子さんは「健康で毎日を仲良く過ごしたい」と話し、正秋さんは「これからも夫婦で楽しくダンスを続けて、一緒に長生きすることが夢だね」と照れ臭そうに微笑んだ。

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