茅ヶ崎・寒川 トップニュース文化
公開日:2026.10.02
尺八奏者吉田長生さん 「2代目晴風」襲名へ 熊本で記念コンサートも
茅ヶ崎市在住の琴古流尺八奏者・吉田長生(ながお)さん(43)が、曾祖父で名人とうたわれた「吉田晴風」の名を襲名することになった。10月31日(土)には、初代ゆかりの地・熊本で記念コンサートを行う。
茅ヶ崎で生まれ育った吉田さんは6歳で尺八を始めた。現在は演奏活動のほか、映画音楽の制作など幅広く活躍する。
そんな吉田さんが常に意識してきたのが、大正から昭和にかけて尺八奏者として活躍した曾祖父の存在だった。初代吉田晴風(1891〜1950)は、邦楽の定番曲『春の海』(宮城道雄作曲)の初演を務めるなど、日本の伝統音楽に西洋音楽の要素を取り入れて「新日本音楽」の礎を築いたことで知られる。最盛期には門弟が1万人を超えたという。
襲名についてはこれまでもタイミングを検討してきたが、コロナ禍などもあり延期を重ねてきた。しかし今年が初代の生誕135年に当たることなどから、決意した。
「受け継ぎたいのは名前だけでなく、その探求心やバイタリティー」と話す吉田さん。曾祖父は西洋のクラシック音楽から「タンギング」(舌や呼吸で音を区切る技法)を取り入れるなど、尺八表現の新たな可能性を切り開いてきた。吉田さん自身もコロナ禍を機にライブ配信を始め、邦楽だけでなくJポップなど幅広い楽曲を演奏。現在、TikTokのフォロワーは2万人を超え、国内のみならず海外のファンも多いという。
10月31日には初代が生まれた熊本県長洲町のながす未来館で記念コンサートを行う。吉田さんは「晴風の名前にふさわしい人間となって邦楽界を盛り上げたい。今後の目標は47都道府県を回るコンサートツアーを行うこと」と話している。
ピックアップ
意見広告・議会報告
茅ヶ崎・寒川 トップニュースの新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












