福島県大熊町のサッカー少年団が8日、平塚湘南ロータリークラブの招きで、ShonanBMWスタジアム平塚で開かれた小学生駅伝競走大会に出場した。
招かれた9人は、福島第一原発事故で大熊町内全域が立ち入り禁止区域にされたことから、チームメイト同士離れ離れで避難生活を送っている。同ロータリークラブでは、故郷で育んだ仲間との絆を深める機会にしてもらおうと、児童らを2泊3日で平塚に招いた。
駅伝に参加した男子児童の一人は「(現在住んでいる)会津若松市よりも暖かいし、皆が応援してくれて楽しかった」と笑顔で話した。付き添いで訪れたいわき市在住の母親も「大熊でも小学生の大きな駅伝大会があった」と振り返り、「参加させてもらえてありがたい」と感謝していた。
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