平塚市が募集していた平塚総合体育館(大原)のネーミングライツ(施設命名権)について、地元警備会社の「特別警備保障」(本社・四之宮、石塚誠社長)が契約、名称は「トッケイセキュリティ平塚総合体育館」とした。契約は今年4月1日から3年間で、金額は年額301万円。石塚社長と落合克宏市長が12日、記者会見で発表した。
石塚社長は、ネーミングライツの募集に応じたことに関して「1月で創業45周年を迎え、地域のために何かできないかと考えていた」と社会貢献を理由に挙げた。広告効果については「年間48万人の方が利用されていると聞いている。地域に根ざした警備会社があることを知っていただければ」と期待している。
総合体育館の命名権をめぐっては、市は昨年8月に契約者を募集したものの応募が寄せられず、11月から再募集をかけていた。体育館では年間を通じ、プロバスケットボール「bjリーグ」の試合などが開催され、2012年度は48万4827人が利用している。
市施設のネーミングライツ契約は今回で5件目。これまでに「Shonan BMWスタジアム平塚」(平塚競技場/モトーレン東洋)、「ひらつかサン・ライフアリーナ」(ひらつかアリーナ/サン・ライフ)、「バッティングパレス相石スタジアムひらつか」(平塚球場/相模石油)、「湘南ベルマーレひらつかビーチパークby shonanzoen」(湘南ひらつかビーチパーク/湘南造園)の愛称が、各施設に付けられている。※カッコ内は旧施設名とパートナー企業
命名権契約による市の収入は5施設あわせて年間3013万円になる。
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