秦野中井ICアクセス道 中井町と協議会設立 土屋霊園からバイパス
平塚市と東名高速道路秦野中井インターチェンジを結ぶ「秦野中井インター・平塚アクセス道路」の早期実現に向け、平塚市と中井町が事業化促進協議会を設立した。
土屋橋交差点から中井町方面へ抜ける県道77号(平塚松田線)のバイパスとして、土屋霊園入口付近と中井町のグリーンテクなかい入口交差点付近の約1・7Kmを結ぶ計画。県道77号は急峻で道幅の狭い箇所が多く、風水害時の土砂崩れなども懸念されるため、市は2009年度から秦野市、中井町と道路整備の必要性やルートについて検討会議を開いてきた。
バイパスの接続により、緊急交通路として県道77号の補完的な役割を担うほか、朝夕の渋滞が慢性化している県道62号(平塚秦野線)の交通量減少など、周辺幹線道路のボトルネック解消も期待される。協議会では、さがみロボット特区との連携による産業、雇用の創出で経済活動の振興にもつなげたい考えだ。
協議会は落合克宏市長と尾上信一町長ほか、両自治体の議会議長、行政職員などで構成される。10日の設立総会で会長の落合市長は「交通や災害時の対応が円滑に行われ、産業や経済活動の連携で地域の活性化にも大きく寄与するものと考えている」と話した。協議会は11月20日、県に対し事業化に向けた要望書を提出する予定で、16年度に県が更新する「かながわのみちづくり計画」への事業追加を働き掛けるという。
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