東海大学柔道部寮(真田)3棟の屋根にソーラーパネルを設置し、入居者の電気代を安くするモデル事業が2月1日から開始された。先月30日には「東海大学柔道部寮太陽光発電所」の開所式が行われ、黒岩祐治知事やソーラーパネルを設置した東芝関係者、同大出身で東芝ラグビー部で活躍する三上正貴選手らがテープカットを行った。
東芝が取り組む同事業は昨年7月、県の「地域電力供給システム整備事業」に採択されており、電力の地産地消を実現する事業の一環として実施される。寮所有者は、東芝プラントシステムに屋根を貸すことで賃料を得られ、寮に住む柔道部学生ら32人は、4月から始まる電力小売自由化に合わせ、東芝に電力を売電することで安価な電気料金で生活することができる。
県と同大はエネルギー事業などに関する包括連携協定を昨年結んでいる。同大の山田清志学長は、「今回の事業が、県と結んだ協定の第一歩となった」と今後に期待を寄せた。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>