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イベントカメラマン、デジカメ講座の講師… 上達楽しみ 地域に還元 発足から20周年「フォト四季」

経済

掲載号:2016年9月29日号

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撮影会に参加した会員ら(26日撮影)
撮影会に参加した会員ら(26日撮影)

 平塚市の写真愛好家サークル「フォト四季」が今年で20周年を迎えた。カメラ初心者たちが集まり、現在の会員数は23人。平均年齢は74・4歳で、63歳〜81歳の男性が趣味の世界を楽しむ。同様のサークルは市内におよそ10団体あるが、同会では「”セカンドキャリア”で地域貢献」を旗印に特色ある活動を続けている。

 9月26日。片瀬江ノ島駅には15人のメンバーが集まった。この日は年に数回開かれる「フォト四季撮影会」の日。一行は自前のカメラを肩にかけ、今回の目的地である江の島へと渡った。

 現地では、個別行動が基本だ。景勝観光地とあって神社や洞窟、”地域猫”が昼寝する参道の風情など被写体はさまざま。思いおもいにシャッターを切ってまわり、昼食時には各自が発見した撮影の穴場スポットや「自慢の一枚」を報告し合う。笑顔が絶えない至福の時間を皆心から楽しんでいた。

 同会には「60歳以上」という年齢制限があるため「定年後のやりがい探し」が入会のおもな動機となっている。苅田浩一会長(77)=八重咲町=もその一人で「第二の人生で新たな趣味を持ちたかった。60代の半ばに入会した時はカメラの素人だった」と振り返る。

 そこで、毎月第1木曜日には外部講師から撮影のノウハウを学ぶ「例会」が開かれ、第3木曜日の「勉強会」にはメンバーだけが参加し、各自が撮った写真の出来を講評し合う。江の島で行われたような撮影会は、カメラの知識や撮影の技術を披露する場であり、文字通り”四季”ごとに計画されている。

 同会では各方面からの撮影依頼にも積極的に協力する。平塚市内の手品サークル・湘南ひらつかマジシャンズの発表会など地元団体の催しをはじめ、市まちづくり財団からは「ひらつか市民合唱祭」の記録写真を頼まれている。さらに、市社会福祉協議会が主催する初心者を対象にした「デジカメ講習会」では、メンバーが講師も務める。「カメラの持ち方から丁寧に教えてくれる」と評判は口コミで広がり、講師の依頼は今年で3年連続となった。

 サークル内で楽しむだけでなく、こうした活躍の場がメンバーのやる気や向上心につながっている。「素人から始めてもここまでやれるようになった。これからも上達を楽しみながら、身に付けた知識や技術を地域のニーズに役立てていきたい」と苅田会長は展望を語った。

 現在、同会では会員を募集中。対象は60歳以上の男女。

 問い合わせは苅田会長【電話】0463・22・1103。

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