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囲碁ボールは世代の懸け橋 地域の高齢者と児童が交流

文化

掲載号:2017年8月10日号

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大人から説明を受けながらボールを打つ子供たち
大人から説明を受けながらボールを打つ子供たち

 白と黒のボールを交互に打ち合い、その並び方で勝敗を決める「囲碁ボール」の体験会が5日、袖ヶ浜の市南部福祉会館で開かれた。60歳以上のシニアと地元の小学生らおよそ20人が、平塚ゆかりの囲碁にちなんだスポーツで束の間の交流を楽しんだ。

明快なルールも手伝い予想以上の盛り上がり

 囲碁ボールは「碁の殿様」といわれる谷垣石見守が祀られる石見神社のある兵庫県丹波市で生まれた。ルールは単純明快。縦5m、横2mほどの碁盤目状のマットで碁石に見立てたボールを縦、横、斜めに3つ以上並ぶように狙い打ち、並んだ数が多い方が勝ちとなる。互いに10個のボールを打ち終えることを「1局」とし、5局の結果で勝敗が決まる。

 体験会当日、会場には競技用マットが2面敷かれ、試合前にはルール説明があった。試合では、経験に勝る高齢者たちが時折解説を加えながら競技を進行。最初は緊張した様子の子供たちも次第に慣れ、終盤は大人たちとボールだけでなく会話も弾ませていた。

 花水小6年の大仁田美花子さん(11)は「やったことのないゲームだけど、おじいちゃんたちが教えてくれてすぐ理解できました」とにっこり。参加者の中で最高齢の佐藤ウメ子さん(93)も「やはり子供と一緒だとにぎやかで楽しいね」と笑顔で振り返っていた。

 体験会を企画したのは市福祉会館(追分)の津久井克紀館長。

 現在、市内に3カ所ある福祉会館では定期的に囲碁ボールが行われている。囲碁のまちらしいスポーツで老若男女が楽しめることから「地域の世代間交流にもってこい」と津久井館長が南部福祉会館の田中寧男館長と協力して体験会を初めて開催した。

 体験会を終え津久井館長は「思った以上に盛り上がりました。今後も世代間交流をさらに深められるよう、継続的に囲碁ボール体験会を開催していきたいです」と手応えを感じていた。

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