湘南ベルマーレの新スタジアム建設に向けた第三者委員会「湘南スタジアム研究会」は21日、市内で7回目の会合を開き、検討可能な建設候補地として3自治体4カ所をベルマーレ側に答申した。候補地の詳細は非公開。
同研究会は、地元経済界関係者やスポーツ団体役員らで構成され、昨年1月に発足。コンサート会場としても利用できる1万8千人収容規模とするスタジアムの建設に向け、土地面積や建設費、利便性などの条件をもとに意見交換を重ねて候補地を絞り込んできた。
今回の答申で同研究会は解散する一方で、今後は企業や団体関係者を加えて今夏にも一般社団法人を設立。年度内を目途に資金調達方法や建設規模、環境面などを精査していく方針だ。
同研究会の座長を務めた重田照夫大磯町商工会会長は、「候補地を絞り込む過程で建設に向けた機運の高まりを感じた。一つの道筋が立てられたと思う」と振り返った。
答申を受けた湘南ベルマーレの眞壁潔会長は今後について「新スタジアム建設はハードルが高く、まだまだ課題が多い状態です。みんなで協力して可能性を探りながら東京五輪後を一つの目標にして進めていきたい」と話していた。
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