平塚・大磯・二宮・中井 経済
公開日:2026.01.01
1市3町の首長に新春インタビュー
中井町戸村裕司町長(57)
まちのこれから説く年に
―昨年を振り返って。
「第六次総合計画の最終年として、できることをやりきる1年でした。子育て支援は、こどもまんなか社会を見据え、『こども家庭総合支援拠点』を整備。妊娠前後から18歳までを見守るネウボラを再構築し、学校や地域の狭間の相談を一元的に受け止める状況を作り、支援を拡充しています。この3年間は人口の社会増が50人程度で推移しています。暮らしやすさから、外国籍の方の居住も増加しています。インフラ整備も進め、長年親しまれた井ノ口小学校への歩道橋は老朽化と耐振性不足のため撤去を判断しましたが、今後は交差点整備も含め通学路の安全確保に努めます。防災行政無線の内容をどこでも確認できるよう、アプリからSNS等への配信に切り替えました」
―今年の展望は。
「2026年のキーワードは、『説』です。一つは、論語の『近き者説(よろこ)び、遠き者来る』の『説』からです。暮らす人の幸せが移住定住を招くというのが私の人口増加策の中心テーマです。今年度から始まる第七次総合計画では、地域幸福度とも訳される『ウェルビーイング指標』をフル活用した全国でも初めてと言える総合計画で、町民の皆様の幸福実感がそのまま役場の働きの評価指標となります。総合計画と同時にスタートする『なかい教育ビジョン』では学校のあり方を重点課題の一つにし、検討を開始します。昨年、小中学生に学校の未来像を聞きました。希望が多かった体育館の空調は小中学校3校すべてに設置し、避難所環境の充実でも役立てます。二つ目は、ご心配ご不安を与えている新たな生涯学習施設整備について、ご理解を得られるよう『説』明を尽くすことです。四半世紀ぶりの大型公共建築となりますが、生涯学習の意義、今建設する多面的な必要性、財源構成や財政見通しをお伝えしてまいります」
―まちの最高潮ポイントを上げるならば。
「『町民の皆様の力』です。昨年末、県内3団体が発表する『かながわ民俗芸能祭』で五所八幡宮囃子が呼ばれ50年ぶりに披露し、中井には『素晴らしいものがある』と実感しました。『あかりの祭典』も、学校の取り組みを地域が引き継ぎ、皆様が主体となって作り上げています。消滅可能性自治体に分類される中、若い世代の流出を止めたいと考えています。働く若者のロールモデルが身近にいないこともあると感じています。役場でもインターンシップに取り組むなど『中井で働き、ここで暮らし、ここで文化を創る』ことができると打ち出し、そのために『だれにとってもの居場所、学びの場所』として生涯学習施設も位置づけています。『ポテンシャルを持つ町』を伝え、未来に繋げていきます」
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