平塚版 掲載号:2018年9月13日号
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9月3日付で平塚警察署の第66代署長に着任した 高橋 義男さん 警視正 58歳

厳しくも優しい正義漢

 ○…神奈川で生まれ育ち、平塚には親しみの気持ちがある。「北部に広がる田園風景、国道沿いに広がる真っ青な海岸線。七夕まつりは大いに盛り上がる。魅力的な地域ですよね」。3日に着任し、300人を超える署員に対して「市民の安心・安全のために警察の基本である正義を実現しよう」と訓示した。魅力あふれる平塚の平穏な日常を「力の限り守りたい」と強い決意を持つ。

 ○…幼少期を大和市で過ごし、日暮れまで白球を追いかける野球少年だった。中学校ではバットとグラブを置き、吹奏楽部へ。夏の甲子園を観て球児と同じくらいアルプス席の応援がとても格好よく見えたという。警察官を志すきっかけもそんな、格好いい人になりたいという気持ちからだった。高校生のある日、テレビで時代劇が流れていた。その終盤、勧善懲悪の締めくくりに岡っ引が語った「一人でも二人でも幸せにすることができたらいい」。治安を守り、人知れず立ち去る姿に、現代の岡っ引になろうと一念発起した。

 ○…高校卒業とともに神奈川県警察官を拝命、伊勢原市内の交番勤務から始まった。その後はAPEC開催時の安全対策や2002年日韓W杯の組織委員会に出向、テロ対策に携わるなど警備畑を長く歩んだ。25歳で結婚。3人の子供に恵まれ、一人は父の背中を追い警察官になった。署長人事が決まった後、その次男から届いた激励のメール。「公務に私情ははさまず。でもうれしかったなあ」

 ○…定年まで2年。今までのキャリアを生かし「安心、安全を未然に防ぐ努力を最後まで続ける」と誓うが「ガチガチの警備は市民生活の利便性を損なうこともある。市民目線も警察官には欠かせません」。平塚に来た正義漢は厳しくも優しい眼差しで職務にまい進する。

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