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ふるさと納税 流出額3億突破へ 寄付額は微増

政治

掲載号:2019年2月28日号

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 ふるさと納税制度により、本来、平塚市に入るべき市民税である住民税の流出額が昨年は3億円を突破した見通しであることが分かった。

 ふるさと納税は、居住地を除いた自治体に納める寄付金をさし、市では「♯hiratsukagoodふるさと寄付金」と呼ばれている。

 寄付額のうち2千円を超える部分について所得税と住民税の控除が受けられるうえ、自治体が見返りとして用意する返礼品が寄付する側にとって魅力となり、これが制度を下支えしてきた。

 市ではふるさと納税のあおりを受け、市税収入である住民税の控除額が2015年は9400万円、16年には1億7243万円に達した。

 過熱する「返礼品合戦」から距離を置いていた市だが、17年度から方針を転換。生チョコ発祥の店といわれる「シルスマリア」(龍城ケ丘)の生チョコレート詰め合わせ、進和学園の湘南みかんパンなど市内の商店や団体が手がけた33品目を返礼品に選定し、広く寄付を呼びかけた。

 17年度の寄付額は2100万円であった一方、17年に控除された市民税額は2億2881万円にまで拡大、財政課の担当者は「この傾向はこれからも続くとみられる」とし、今年6月に確定する昨年の控除額は3億円を突破する見通し。18年度の寄付額は1月末時点で2236万円にとどまる。

 市では流入額と流出額の格差是正を図ろうと定期的に返礼品を追加。21日には、平塚生まれの米「はるみ」を加え、返礼品は95品目となった。はるみは、日本穀物検定協会が実施する「米の食味ランキング」で最高評価の「特A」を2年連続で獲得している。

 同課担当者は「市税の流出は深刻といえるが、引き続き平塚市の魅力を市内外にPRできるような返礼品を随時検討し、追加していきたい」としている。

 平塚市への寄付はふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」(https://www.furusato-tax.jp/)か、市役所4階の財政課でも受け付け。

 25日時点で返礼品を送っていない県内の自治体は大和市と座間市。

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