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平塚・大磯・二宮・中井 文化

公開日:2019.08.29

福祉作業所利用者ら
気鋭画家とのコラボ作品も
アート×ハート展

  • 原画を描いたRio.Nakanoさん(左から3人目)と、美術指導者や「ひのき」の利用者ら

 ひらつか障がい者福祉ショップ「ありがとう」による特別展「アート×ハート展」が30日まで、元麻布ギャラリー平塚(明石町1の1)で開催されている。

 音楽をテーマに、障害のある人たちが制作した美術作品が並ぶ同展。趣旨に賛同し、アクリル画を描き下ろした画家・Rio.Nakanoさん(30)らが招かれ、21日、開会式が開かれた。

 会場にはNakanoさんの作品を元に、市内の地域活動支援センター「ひのき」の利用者たちが2カ月掛け、布で再現した裂き織りアートも展示。Nakanoさんは「僕のタッチがとても良く表現されている。温かみも加わっていて素晴らしい作品」と称賛の言葉を送った。

 また、市内の障害者施設「進和万田ホーム」の利用者によるレザーコラージュをCDジャケットに使用し、キーボード奏者の飯塚純さんが手掛けたオリジナルアルバムも展示。開会式で演奏を披露した飯塚さんは「今後もコラボしてみたい」と話した。

 同ショップ運営協議会の高橋眞木会長は「利用者にとっては、これだけ質の高い作品を制作できるということが自信になるのでは。来年も新たなテーマで美術展を開きたい」と意欲を示した。

 入場無料。午前11時〜午後5時(最終日は3時)。問い合わせは、同ギャラリー【電話】0463・22・7625へ。

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