サッカーJ1の湘南ベルマーレは30日(土)、残留を左右するホーム最終戦第33節に臨む。現在16位のベルマーレは、結果次第で残留に望みをつなぎ、降格圏に転落する可能性もある。8月3日(第21節・鹿島戦)以来となるホーム5勝目を目指す。14時キックオフ。
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J1リーグは23日までに第31節を終え、13位の浦和レッズから最下位のジュビロ磐田までが勝ち点8差にひしめいている。ベルマーレは今季通算成績9勝5分18敗の勝ち点32とし、J1参入プレーオフに回る16位につけている。残り2試合で勝ち点4差にある残留圏を目指す一方、勝ち点2差で自動降格圏が迫っている状況にある。
前節23日のFC東京戦は、序盤から敵陣の深い位置からボールを追い回す攻撃的な姿勢で主導権を握り、湘南らしい試合運びを展開した。なかでも2試合続けてスタメン出場したFW山田直輝は攻守で活躍。ポスト直撃の惜しいシュートを放った直後、カウンターから迎えた前半36分のチャンスで松田天馬が挙げた先制点をスルーパスでアシストした。後半アディショナルタイムの失点で引き分けて10試合ぶりの白星を逃したが、持ち前の運動量で首位の相手から勝ち点1を奪う執念を見せた。
浮嶋敏監督は試合後、「勝ち点3を取るという部分で1ミリ足りなかった」と悔しさを滲ませたが、「首位であり、代表選手も多いチームを相手にこれだけできたことは良かった」と評価した。
生き残りへ次節がカギ
残留争いは、最終戦(第34節)まで混戦が続きそうだ。残留圏の15位を巡っては、14位のサガン鳥栖と15位の清水エスパルスの直接対決が最終戦で控えており、ベルマーレが残り2戦を連勝で終えると、結果次第で15位に浮上する可能性を残している。
自動降格を巡っては勝ち点4差以内に松本山雅とジュビロ磐田が迫っている状況にある。次節、ベルマーレの白星で松本が引き分け以下に終わると16位以上が確定する。一方でベルマーレが引き分け以下なら、結果次第で自動降格回避を争う三つ巴の最終戦に突入。ベルマーレは松本山雅と16位の座を争う。
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