リーグ戦終盤を迎えたサッカーJ1リーグ第33節が11月30日に行われ、湘南ベルマーレはホームでサンフレッチェ広島に1対0で競り勝ち、自力残留に望みをつないだ。次節(12月7日)の今季最終戦で、生き残りをかけて松本山雅FCの待つ敵地に乗り込む。
ベルマーレが土俵際で、6位のサンフレッチェ広島から勝ち点3を奪って16位以上が確定、自動降格を逃れた。
試合は、開始1分にFW指宿洋史の放ったミドルシュートを号砲に、鋭い出足でプレスを仕掛けるベルマーレが主導権を握った。先制点は前半9分。左サイドを突破した山田直輝のクロスが相手選手に当たってオウンゴールでネットを揺らした。ベルマーレはその後も金子大毅や古林将太がゴールを狙ったが枠を捉えられなかった。
後半は、ハーフタイムに選手交代を行った広島に押し込まれ、守勢が続いた。GK富居大樹は右手一本で相手のミドルシュートをはじき出してピンチを凌ぐと、疲れが見えた終盤は、身体を張った全員守備でゴール前を固めて11試合ぶりの白星を手繰り寄せた。
この結果、ベルマーレの勝ち点は35となり、17位とのリードを4に広げて16位以上が確定、ジュビロ磐田と松本山雅FCの自動降格が決定した。
最終戦白星で残留文句なし
ベルマーレは7日の今季最終戦でプレーオフ圏脱出に挑む。同日、勝ち点36で並んでいる14位サガン鳥栖と15位清水エスパルスの直接対決があり、1ポイント差で追いかけるベルマーレは勝利できれば勝ち点38に伸ばせるため、残留が決定する。浮嶋敏監督は最終戦に向け「ベルマーレらしく競り合って勝って帰ってきたい」と語った。
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