ラスカ平塚を運営する湘南ステーションビル(株)は22日、各テナントから発生する食品廃棄物を焼却ではなく微生物の働きによって処分するエコの取り組みを試験的に開始した。
担当者によると、およそ40店のテナントから1日に850kgの食品廃棄物が発生する。これまでは市内大神の環境事業センターで焼却されていたが、これを大神の廃棄物運搬業(株)クリーンサービスが横浜市鶴見区の食品廃棄物リサイクル(株)Jバイオフードリサイクルに運搬、処理される。
市環境政策課によると同社は、搬入された食品廃棄物を微生物の働きを利用しメタン化することで再生可能エネルギーを創出する県内唯一の技術を持つ。これにより二酸化炭素の削減や環境事業センターにおける環境負荷の軽減が可能となる。
この事業は4月1日に本格実施される予定で、年間300tの食品廃棄物が処分される見通し。
今後、ラスカ平塚を起点にルート回収を少量排出事業者にも広げることで、市内食品リサイクルの促進も期待される。
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